1ヶ月も間が開きましたが、移設作業再開。というわけで、チャプター4開始の6巻。
6巻の店舗特典は哲志&由香と、直美&あゆみ。梅雨時をイメージしたイラストですね。
呪詛二十四 「殺人者の罪科」
前回の引きから続いて、あゆみ視点でのチャプター4部分が開始。
そんな訳で今回視点のあゆみですが、岸沼君どこ行っちゃったのよと、冒頭からやはり良樹の扱いが酷い。別れたのは10割方あゆみのせいなのだが。しかもどこかで頼りにしてたのかしらとか、良樹は泣いて良いと思う。
その次のページで幽霊トリオに遭遇。死体から何かを探しているようです。「死体をよってたかって食うゾンビの集団」みたいな感じのシーンは結構グロイですね。
そこに七星が現れて近くの教室に連れ込み、改めて霊の成仏について6ページ程説明。ゲーム版に比べると、漫画版ではあゆみが七星に憧れてる&尊敬してるのがより強調されている印象。
そしてそこにまさかのヨシカズ乱入。チャプター4にヨシカズの出番は無いのでかなりビックリ。でも襲い掛かることもなく、袋に包んだ良樹を持って来ただけで帰宅。どうにも漫画のヨシカズは情緒不安定。
しかし、生きてて良かったあゆみの良樹評は「デリカシー無くて嫌だけど、居てくれると一人よりは心強いかもしれない」だそうで。・・・・こいつら本当に普段からよく一緒にいるの?あゆみさん酷くない?
呪詛二十五 「濡れた残骸」
遺体探しを始めて屋上へ来た二人。原作と違い、屋上がプールとなってます。そしてゲームの通り、あゆみ溺れる→救出→排水→遺体の一部入手→次へGOって感じ。
原作通りだけど、ここにチャプター2の良樹とあゆみの出会いを持ってきたので良樹からのあゆみ評があったり、人工呼吸が未遂になってお互い慌てて、一応あゆみがデレて良樹に感謝したり、極限状態で青春していて実に良い。良あゆ好きが一番悶えるだろう回。
あと、漫画には出ない疑惑があった坪田が無事に登場したのだった。
呪詛二十六 「校友の常闇」
良樹があゆみをおぶって移動した続きで、2人は保健室に着いたのだった。
プールの汚水に浸かった訳だし、体と服を拭くのは当然なんだけど、良樹もあゆみも脱ぐ。でもって、脱いだ場合にはお約束の、女子が男子に裸を見られるアレが起こり、あゆみに叩かれて良樹が凄い顔をする。
で、最後の遺体の一部を見つける流れが原作通りに発生し、良樹とあゆみの前に森繁が現れて麻袋を渡してくれるんですが、そこから森繁と別れるまでの森繁の顔が非常にはじけてて生き生きしています。
呪詛二十七 「壊れゆく鳥篭」
前回の最後に子供の霊3人が襲い掛かり、その3人にそれぞれの遺体を返したことで地震が発生、多重閉鎖空間が解消されて戻って来れた良樹とあゆみに雪ちゃんが惨殺事件の真相を話し始める所まで。
ゲームと違って3人にまとめて返すからテンポの良い展開になっている反面、危険度が跳ね上がって良樹はもう少しで舌を切られる所でした。岸沼くん危機一髪。ちなみにゲームだと返すべき欠損部分が足りてないと発言していますが、漫画版だとちゃんと足りてる様子。
それと地震に巻き込まれてる面々が確認出来る描写がありますが、結衣先生がまだ生きてるのを匂わせたり、モヤ状態のヨシエさんも出てきたりと地味に今後の伏線も張ってあったり。
呪詛二十八 「連続児童誘拐殺人事件」
一話丸々、児童4名誘拐殺人事件の回想で構成され、そのままチャプター5への冒頭へと繋がって終わっています。
原作ゲームのこのシーンではドットにモザイクをかけるほどですが、勿論漫画版の方でも自重は一切無し。遼君と時子ちゃんが殺される時は殆どが真っ黒な中叫び声と鋏で刺す音とあゆみの独白だけ流れていましたが、想像力豊かな人にはかなり怖い。
問題のあゆみ=雪ちゃんの殺害は、目ん玉刺されたのも描いてるし舌が飛んだのも描かれてる。最後はあゆみの目ん玉持ったサチコがケタケタ笑いながらフェードアウトして回想は終了。恐らく漫画版の中でも最凶最悪に残酷描写が半端無いので、今回ばかりは読む時に注意するべし。
余談
カバー裏は猫とウサギのコスプレ。おまけ漫画はほぼ設定でしかなかった「繭は学園のアイドル」という部分が分かりやすく描写された1エピソードです。