(記事作成日:2012/3/10)
チームグリグリのホラーアドベンチャー「コープスパーティー」のコミカライズ第3弾。一本目がBC、二本目が初代と、先の2作は原作が存在するのに対し、3作目の今回は完全オリジナルのストーリー。ちなみに略称はAC。BCをベースとして、哲志達とは別の学校の生徒達が主役の脱出劇です。
今度は仲良し集団ではありません
メインのキャラは6人居て、廃校ではそれぞれ3:3に分かれて行動しています。1組目が主人公にして霊感持ちの水瀬環、絵里奈の取り巻きである早川美弥子、幼馴染みの一人にして3年生の柳原伸一。2組目がもう一人の主人公の新堂勇馬、アッハァ候補と目されるビッチ柚木絵里奈、唯一の1年にして絵里奈をお姉さまと慕うどっかで見たような奴の沖田由真の3人。
人間関係は如月学園のメンバーと違い、由真は絵里奈と一緒にいる為に平気で勇馬を見殺しにしようとするし、絵里奈は愛しの勇馬君が全く振り向いてくれないので環が大嫌いで、裏で平手打ちをかます事もあるほどで一部では確執があり非常にドロドロ。故に最終的に合流するとしても、そこから修羅場が始まるのは避けて通れないでしょう。
BCとは異なる新たな展開
娘よりは抑えられていますが、BCよりはグロさが上。特に2話でいきなり生徒達が虐殺をされる辺り、やはり原作者は自重と言うものを知らないようです(汗 またBCに無かった要素として、黒いドレスを着た謎の霊が環の周囲にいるようで、彼女には子供達の霊も手出しが出来ない程の力がある様子。
絵里奈達が以前行った降霊や、環の霊感がバレているのも彼女が関わっているのか?最後の最後に美弥子と思しき死体も現れており、一体誰が生還するのか?それとも全滅するのか?
やはり気になるのは絵里奈でしょう。他の生徒達が全滅したのを知った時、罪の意識に耐えられるのか、それすらもどうでも良いと開き直るほどのクズなのか。環を殺して勇馬が黒化、帰れなくなって絶望なんていうあゆみみたいな展開もやらかしかねないだけに、この子の動向が環達の生死をも分けそうな予感がします。