最初の仕事で思ったことを、ここらで文字に起こしておく。
最初の仕事を辞めた原因の大本は、現場で肉体労働している馬鹿者が、事務員が椅子に座って楽しながら現場に指示するだけの人間だという偏見を持っており、それが爆発したせいなのだが・・・
快適な空間でのデスクワーク?
そもそも、どういうわけか事務を楽と思ってる人は多い。
確かに現場での仕事は体を動かし続けるから夏は凄く暑い。そして冬は凄く寒い。それに対して事務室での仕事は夏はクーラーが効き冬はエアコンが効いて快適ではある。この事実だけを見ると、確かに事務は楽に見えるだろう。
更に、現場への指示を下ろすのが事務の人間だと、楽をしてる連中が現場のことも分からずに偉そうに指示している、と感じる人もいるかもしれない。確かに、多少なりともそう感じる時は自分もあった。
座っている=楽ではない
だが、事務も決して楽ではない。体を動かさない代わりに、頭を働かせ指を動かし続けているのだ。こう見えても、自分は現場仕事も事務仕事もどちらも経験したので、どちらも楽ではないことはよーく知っている。
そもそも、指示を下ろす人間がいなければ現場は仕事が出来ず、現場で動いてくれる人がいないと指示をしても何の意味も無い。何より、現場が動き続ける為に、事務の人間はそれ以外の一切を代わりに引き受けているのだ。
事務も現場もどちらも必要なのは、考えずとも分かることだ。
事務の仕事が妬ましく見える?
大体、組織の中においては事務員と現場員に優劣など存在しない。どちらが欠けても成り立たないからだ。それなのに、どうしてそのような発想が生まれるのか。
一つ思うこととしては、事務仕事が出来るスキルを持っている人間への、持たない人間の嫉妬があるのではなかろうか。
「自分には肉体労働しか無いのに、あいつはその気になれば事務もこっちの仕事も出来る」
「俺だってそっちの勉強してればあんな風に働く道もあった」
みたいに感じている人間は一定数いることだろう。
・・・まぁ単純に、性格に難ある人間が勝手な思い込みで事務を敵視してるパターンの方が多いと思うけどね(汗 俺の場合もその馬鹿者が該当者だったし。(想像の通り、そいつは不良上がりです。)
どっちも大事なんだから、自分の仕事はちゃんとしよう!
うまく纏められていない気はするが、結論として事務も大事だし、現場仕事も大事。
何よりも、自分の稼ぎ口がその仕事である以上は、他人は他人、自分は自分と割り切って働くことが大切だと思います。