梅乃宿酒造の蔵開き2025秋に行ってきました

葛城市でのビッグイベントと言って良い、梅乃宿酒造さんの秋の蔵開きに今年も行ってきました。今回も2日間開催でしたが、1日目の10月25日は別の用事がありましたので2日目の10月26日に参加。

乾杯のふるまい酒を皆さん手に取り、現社長や葛城市長さんの挨拶後には市のマスコット蓮花ちゃんと共に鏡開きと乾杯で始まりました。

まず最初は当然呑み比べ、これは外せません。今回は全部6種類のお酒がラインナップ。

 

前は色々と種類を選べましたが、今回の呑み比べ3種1000円は種類が固定。とはいえ、梅乃宿の最高級品「葛󠄀城」を含んでいる呑み比べなので、お得なのは疑いようがありません。

しかもまるで冗談かのように葛城の紹介に書いていた「トランプ大統領が飲むかも!?」という一文、なんと2日後に現実となりました。高市総理が葛城市も入っている奈良県2区の方とは言え、梅乃宿酒造さんにとってはまさかまさかの栄誉ですね。

更に2019年や2020年に醸造された熟成酒を含む4種が1杯600円。こちらを頼むと、+400円で通販の特典にのみ付いてきたクリア桝が購入出来たので、1杯購入させてもらいました。こうして見ると分かる通りなんですが、本当に綺麗なんですよねぇこの桝。桝の中にまで並々と注ぐのもやってみたくなります。

勿論お酒を買ったらツマミも用意しなければなりません、というわけでこれを買いました。・・・これが何か、ですって?

「ポテチキみかんドッグ」さ!

流石は梅乃宿さん、柔軟な商品開発力は蔵開きの提供メニューにも存分に発揮される。パンにチキンを挟み、そこに山盛にポテトチップスを投入しケチャップ代わりに「あらごし大人のみかんドレッシング」で味付けした一品。どんな発想で生まれたんだこれ!?

まず売り場での絵面も凄いんですよこれ、酒樽にボウルをはめ込み、その中にポテチを大量に放り込んでポテチ掴み取りしてドッグにトッピングしてるんですよ。酒樽の使い方もぶっ飛んでる。しかも足りなかったらドレッシングはご自由に追いドレッシングしてくださいという。

そのインパクトとは裏腹に、意外とパン・チキン・ポテチ・ドレッシングの調和が取れてて美味しかった。しかもパンからこぼれる大量のポテチは別途ツマミに出来るし、ドレッシングの試行も出来る。実は蔵開きの商品としてはかなり合理的な一品です。いやホントにマーケティングに関して相当優秀な方がいると思うんですよね。

そして日本酒の酒造なのに何故かカクテルやカクテルビールも充実しているのが梅乃宿さん。遂に今回は紅茶に加え、日本酒でも炭酸割カクテルを作りました。もう何でもありですな!

今回はその中から二杯、「みっく酒紅茶」と「きらきら星の麹様」を注文。「あらごしみっく酒」自体ははめちゃめちゃ濃厚なミックスリキュールですが、紅茶とカクテルすることで少し薄まって、より呑みやすくなっている印象。逆に元々の濃い味が好きな人は微妙かもしれませんが、良いアプローチだと思います。

日本酒×炭酸も、炭酸を後入れだからスパークリングってほど炭酸飲料感はありませんが、炭酸で薄まることで日本酒もまた呑みやすくなっています。日本酒そのものの量が減ることで、度数の心配も減ります。また、底に沈んでる金平糖がかき混ぜることで段々と溶けて飲み口が甘くなり、日本酒なのに珈琲や紅茶みたいです。個人的に、色々な気づきや体験を得られたこともあって、今回はこの1杯が一番でした。

ちなみに今回、鞄にはこのようなデコレーションを。大阪万博の開催中に何故か奈良県の酒造もタイアップしており、万博アプリを店で使うと缶バッジが貰えるキャンペーンがやっていました。結局、わずか4種類しか手に入りませんでしたが、それでも酒呑みが集まるこの機会、せっかくなので鞄につけて行ったのですが・・・

なんと、私と同じ考えの老夫婦と遭遇。しかもその方は私が持っているのは全て所持しつつ、更に大量に持っていました。その数10個超え!まさか、本当にそういう方に出会えるとは・・・

一通り呑んだ後は酔い覚ましも兼ねて、ちょっくら直営店へ。この機会に、入口すぐの所に置いてある↑この秘蔵大吟醸や白鳳というお高いお酒について聞きたかったんですよね。

それによると、葛城が40%なのに対し、白鳳は精米歩合35%と、葛城をも上回るのに加えその他諸々に葛城以上の手間をかけた、梅乃宿において間違いなく最も手間の掛かったお酒だそう。4合で1万円もこれなら納得でしょうか。そして秘蔵大吟醸というのは、この白鳳の1合版だそうで。白鳳は高過ぎて気軽に手を出せないという方へもこちらなら薦めやすいとか。

いきなり1万円のを買うのは勇気がいりますが、3000円なら試しに買える範囲ということで、秘蔵大吟醸を1本買いました。呑むのが楽しみだ。

さて、良い買い物もしたし、これしきで呑み終わるのは勿体ない。ということで、葛城をもう1杯、更に5年物の大吟醸を1杯頼んで、クリア桝ももう1個手に入れちゃいました。

呑み比べした純米吟醸や純米も、やはり美味しいお酒ではあるんですが、それでも純米大吟醸である葛城が最強です。この呑みやすさとキレの調和は梅乃宿のお酒の中で随一。

5年物大吟醸も勿論美味しいんですが、それでも葛城よりまだ少しだけ辛さがある感じ。やはり純米大吟醸になると一段レベルがアガるということか。白鳳がこの葛城以上だとすると、本当に一体どんな味のお酒なのか…?

そんな感じで沢山呑んで今回は帰宅。クリア桝2個に加え、カクテルのプラコップも蔵開きの時しか使わず、非売品ということなので洗って持って帰っちゃいました。あと、蔵開き限定酒も勿論1本購入。まだ開けていないのでこれも呑むのが楽しみ。

徳利は他の色のクリア桝狙いでガチャガチャを引いたら当てたもの。まだ徳利は無かったのでちょうど良いです。

前に春鹿のミニ桝を1個買っていたので、小さい桝がこれで3個。セルフ呑み比べとかやれちゃいますね。

今回も美味しいお酒が沢山呑めて、良いお土産を持って帰れて、本当に良い1日でした。ありがとうリーリヤと同じ「葛城」市の梅乃宿酒造さん、また来るよ。

この日のことは↑のツイートに全部ぶら下げていますのでこちらもご参照を。

梅乃宿酒造さんオンラインショップのリンクはhttps://www.umenoyado.com/こちら。

新版 古寺巡礼奈良〈7〉當麻寺

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