広陵町の長龍ブリューパークでクラフトビールと日本酒を楽しんできました

奈良県北葛城郡広陵町で60年以上の歴史がある「長龍酒造」。その名の通りの「長龍」や「吉野杉の樽酒」等、様々な日本酒を製造していますが、2年前の22年3月より、広陵町の本社の隣にクラフトビール等が楽しめるタップルームを併設した「長龍ブリューパーク」がオープンし、土日祝限定で営業しております。

以前から車や原付で近くを通ることはあれど、お酒を呑むなら電車やバスで行く必要があるので中々行く機会が無かったのですが、この度ようやく決心をして行ってみることにしました。立地は高田川の河川敷の隣なので、恐らく先週か先々週であれば河川の桜も満開だったのですが、まぁ仕方なし。

広陵町の本社と蔵の西側に併設されたブリューパークはタップルームとショップだけでなく、非常に広い芝生のスペースもあって、ブルーシートは勿論テントを立ててる方もいたり。大人は勿論子連れの方も沢山来ていて、酒造でありながら子ども達の遊び場にもなっていました。この芝生スペースは平日でも解放されているそうで、近所の子ども達なんかには良い場所なんでしょうね。

そんな長龍ブリューパークでは酒造の日本酒だけでなく、酒造で製造している多種のクラフト生ビールも楽しむことが出来ます。初めてだったので遠慮することなく、ビール5種呑み比べを注文。更に春らしい日本酒である桃始笑(とうししょう)とつまみのセットも注文しました。

気温もようやく春らしくなってきた季節の昼下がりだけあって、ビールがとても美味しい。個人的に気に入ったのが苦みのコクが良いフルーツのIPA。その他にも、スッキリしたライスラガー、酸味が強い白麹セゾン、香りが凄い甘いアメリカンベルゴ、黒ビール特有の強い苦味が何にでも合わせてくれるポーター等、様々なクラフトビールがお出迎え。桃始笑も春らしい甘い日本酒。

レバー特有の苦みが凄く合うペーストや大和地鶏の鳥ハム等のおつまみがそれらのビールや日本酒を進ませる。お酒は勿論の事、食べ物も美味しい。

当然お酒が先に足りなくなったので、更に無濾過生原酒も注文。酒造ですので、クラフトビールも日本酒もどちらもラインナップが充実しているタップルーム、それが長龍ブリューパーク。当然、熱燗にも出来ます。

お腹の具合も中途半端だったので、思い切って酒粕マルゲリータを注文。酒造だけあって酒粕を使ったフードが大充実、特に奈良県産の大和牛や大和野菜のメニューが沢山あるのが特徴。ハンバーガーやステーキ、カレーにピザ等、お腹が膨れるメニューも豊富です。

そしてマルゲリータを食べてる途中で無濾過生原酒も無くなったので、最後のつもりでみかんのクラフトビールも注文。

完食しましたがビールはまだ残ったので、それを手に2階スペースへ。ちょうど夕日が桜並木を照らしていました。

芝生スペースのベンチで残りのお酒を呑んでいたら、背の方から桜吹雪。結構な葉桜となった後でしたが、まだ残る花びらが季節の風景を演出していて綺麗でした。

で、最後に思い出したのがショップスペースに日本酒サーバーも置いてあること。1杯100円で20mlのお酒を試飲することが出来ます。飲食スペースでは売り切れていた吉野杉の樽酒を最後にこれで呑むことにしました。

飲食に来たのは初めてでしたが、クラフトビールも日本酒もどちらも楽しめて、フードも美味しくラインナップも充実していて、芝生スペースも非常に開放的。一人も複数人で来ても夕方まで楽しく過ごせる場所だと思いました。

近畿圏の方、特に奈良県にお住まいで土日祝に昼からお酒をパーっと楽しみたい方は、是非とも「長龍ブリューパーク」へ一度足を運んでみてください。

長龍ブリューパーク

奈良県北葛城郡広陵町南7-1

土日祝 11:00〜17:00(LO 16:30)

春の馬見丘陵公園

沢山呑んで食べて満足したので帰ることにしましたが、立地的には中部でも有名な馬見丘陵公園がすぐ近くにあり、春のチューリップフェアが開催中なので、それを見てから帰路に着くことに。

一面にずらーっと咲いた、色とりどりのチューリップがとても綺麗でした。

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