からかい上手の高木さん3 年明けエピソード山盛りの10話でした


年が切り替わり、季節的に2期では出来なかったエピソードが中心となる放送回でしたね。

冬と雪のエピソードてんこ盛り

1本目はやはり時系列が新年最初のエピソードなので14巻の「初詣で」。舞台となる神社があの2期最終話と同じ富岡八幡神社なので思いだす西片君、そして新年最初に会った2人はお互いにクリスマスプレゼントを身に着けてぬくぬくしています。今日のエピソードではずっとお互いにマフラーと手袋をしているのがてぇてぇ。

そして会うかは分からないのに示し合わせたように2人とも身に着けているのがてぇてぇ。服装は原作そのままなのに、マフラーと手袋がそれぞれ追加されただけで二重の意味でぬくぬくしてますねぇ。

原作とちょっと違うのは、おみくじが受付で渡してもらうものから、100円を入れるとおみくじが出てくるガチャガチャのような機械に変わっていること。実際にこの100円おみくじマシーンが設置されているので、現実に合わせた改変となったようです。アニメで西片君が驚いているので、現実でも100円を入れたら一瞬でおみくじが出てくるのかもしれませんね。小豆島行ったら探しておみくじ引きたい。

その次が8巻の「雪だるま」。原作だと空き地から始まりましたが、アニメでは起きて雪景色を見た西片君から始まって、テンション上がってるのがよーく分かるようになりましたね。心なしか常時西片君の声がテンション高いように感じられたのは気のせいじゃないはず。

こちらでもやはりお互いにマフラーと手袋をしてるのが良いですね、ええ。あと原作じゃ西片君はずっと素手で雪だるま作ってましたが、流石にそれじゃ手が冷たすぎるだろという判断か、こちらでは最後に大玉を持ち上げるまで手袋のまま作ってましたね。

BGMも相まって、最初の方は静かな空き地での雪だるま作りが、最後は盛り上がっているんだけど何かシュールで、そして西片君、敗北!って感じの流れにあった演出だったと思います。

あしたは土曜日枠もやはり「お正月」。ただ先週出番が無かった為、木村君と高尾君にもちょっと出番が挿入されています。・・・流石にアニオリで今後の木村君が今までより丸くなっている、とかないよね?

3人娘の会話はミナが主に盛られており、お正月の出来事のカットの中で日々野さんが再登場したのは個人的に嬉しい追加要素。アニメ絵でまた日々野さんが見られるとは思わなかったです。ヒカリは出られなかったけど日々野さんは声が付かないから出られるんですね。しかしヒカリも見たいなー。

最後は描き下ろしアイキャッチで14巻の「相談」。北条さんと話していたのを見かけていたというセリフがありましたが、その場面が今回描き下ろし。

どこからどう見ても気になる男子への相談なのに、徐々に早口になる所とか、北条さんが浜口君への好意を隠し誤解()されないよう取り繕う、という演技が実にハマってましたねぇ。自分のクッキーを食べたいと知って自分の世界に入っちゃった所とかもとても良きかな。今回も良い北条さんが見れました。

そしてその帰りの西片君と高木さん。全部分かってても聞きたくなっちゃう高木さんと、高木さんが自分以外の誰かに渡そうとしている?と困惑する西片君のとても絶妙で微妙な雰囲気の表現として、途中まで一切BGMが無い静かな帰り道なのがとても良い。

西片君に「約束」という言葉を言わせたのもこのスタッフ分かってるなぁと思います。更に時期的にお互いクリスマスプレゼントを渡して間もないからこそ、プレゼントについてのエピソードである「相談」を持ってきたのも上手い構成。今回も積み重ねを考慮した補完や改変が良い塩梅だったと思います。


ED曲は「スノーマジックファンタジー」。ED映像も雪が降り高木さんがマフラーや手袋をしている冬仕様でした。

『からかい上手の高木さん3』 Vol.1 [Blu-ray]

『からかい上手の高木さん3』Vol.2[Blu-ray]

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事(一部広告)