らせん様の噂
この学校にはラセン様なる守護霊がいるというおトイレ軍団のイワセ。呼び出すには教室で紙と呪文を使うらしい。らせん様がはいと答えた願いは近い内に叶うが、誰か一人でも信じていない人がいると駄目らしい。
案の定サンゴは信じておらず、ナオとクルミは2人でやろうとする。渋々サンゴは2人と学校に行くが、ナオは男子トイレに入ってサンゴを撒き、クルミと2人っきりになった後は時間一杯らせん様を行うのでした。
一方、撒かれたサンゴが教室に行くとそこにはらせん様を行う2人の姿、そして次々現れる邪魔者達。ぶち壊されたり噂にならないよう、必死に頭を働かせて誤魔化すサンゴ。ヤマザキ・ユアサは撤退させるも、最強の死角サンジョウさんには敵わず、彼女には2人の様子を見られてしまう。
教室を開ける開けないで揉めたサンジョウとサンゴだが、お互いの苦労を知ったことで不思議と親近感が芽生えていた。
翌日、誤魔化そうとするナオでしたが勿論サンゴにはバレバレなのでした。
ナオはサンゴに感謝するべき
ナオとクルミがらせん様を行う中、一方その頃サンゴは・・・という、これまた選んだキャラによって内容が異なってくる噂。とはいっても、過程と結果自体は変化せず、別視点を見るものですが。
ナオの意外な大胆さと狡猾さには驚かされましたが、「計画を実行する」という校内に入る時の台詞を見る限り、今回は本当にサンゴが邪魔だったようで。しかし、そのサンゴがいなかったら確実にマズイことになっていたのは言うまでもないので、ナオはサンゴにもっと感謝するべき。
「願いがかなう楠の噂」を解決後にこの噂を検証すれば、いつも以上にサンゴが邪険にされていながら、精神的に落ち着きを取り戻して2人のブレーキ兼監視役に戻っているようにも見えるので、順番的には楠→らせん様の方が良いでしょう。
友達の友達から変わる時?
また、サンゴとサンジョウの関係にもこの噂では注目するべき。
これまでも会話の機会は少ないながらサンゴ自身はあまり良い感情を持っていないのが垣間見えましたが、この噂の解決を前提としているのか、最終日にはサンゴでサンジョウに話し掛けると、私達は似てるのでは?という切り口から長い会話が始まります。
お互いにナオについては暗に諦めろと牽制をし合った末、友達になろうというサンジョウからの提案が。家でパーッとやろうと誘われます。
実際、サンゴの方が素直になればナオへの想いを抜きにしても、この2人はかなり相性が良いように思うんですよね。とはいえ、この後すぐにクルミの身に不幸が起きてしまうので、その後の2人の関係は非常に気になります。