夕闇の再プレイも、しょうゆ婆を再び陽見から追放する所まで戻りました。というわけで、前回は浮遊霊の噂を未解決だった為に取得不可だった「黄色い傘の噂」を進行しました。
傘の盗難にご用心
今日も聞こえるおトイレ軍団の下世話な話。委員長が黄色い傘の呪いの話をしたそうな。下手な作り話は止めろと委員長に言っておきながら、サンゴは傘立てから黄色い傘を拝借。
真面目なナオは学校に返してきますが、翌日その傘がナオの家の前にあるとクルミが言い出す。散歩に行くと本当に黄色い傘がナオに家の前にあり、それをクルミが開くと・・・突然の大雨の音とパノラマビュー。振り返ると、女の幽霊が・・・どうやら、黄色い置き傘は本当に呪われていたらしい。
後日バス停にいた男性に話を聞くと、以前真夜中の雨の日に交通事故があり、一人の女性が亡くなったそうな。
傘も刺さずずぶ濡れの女性が不気味に見えたのか、タクシーは乗車を拒否。車を停める為に反対車線に飛び出した女性は、そのまま轢かれたそうだ。傘を盗まれたことが引き金となり、不幸を連鎖して死んでしまった女性。もし傘が盗まれていなければタクシーに乗れて、彼の元にも間に合っていたのでしょう。
当時のタクシーの運転手はそのことを酷く後悔し、それ以後はどんな人も乗車拒否をしなくなったらしい。話をしてくれた男性も、それにより助かったことがあったそうな。
誰かの出来心がすべての始まり
心霊現象の噂でありながら、同時に道徳の授業のような内容。
何気なくやった小さな悪い行いが、知らない所で取り返しの付かない事態を招くことがあるし、そういった事態に陥ってから自分のしたことを反省しても、最初に犠牲になった人は救われない。
この噂の裏でも、おトイレ軍団の一人が傘を盗んだせいでズブ濡れになったかもしれない人がいますし。
でも、反省することでその後に助かる人も生まれてくる。それが贖罪となるかどうかは、また別の話ですが。
とにかく一つ言えることは、傘を盗むのは駄目、絶対!ですね。自分が忘れた以上は、近場で買うか濡れて帰るかを甘んじて受けなければなりません。持っていない自分が悪いのですから。
パノラマビューは今まででも1,2を争うくらいびびりました。幽霊は勿論ですが、突然の雨の轟音はビクッとしますね。
余談
ついでに休み時間では、ユアサ軍団に囲まれているセガワを目撃。どうやら発売したばかりのゲームをセガワが買ったのを知ったらしく、放課後家に行くそうな。
・・・こりゃほぼ間違いなく、貸すという名目で取り上げて返さないパターンでしょう。あと親がいたら確実に猫を被る。この手のいじめっ子どもは大抵がやること同じですからね。