(記事作成日:2010年12月22日)
コミックアライブで連載していた、初代コープスパーティーのコミカライズ。とは言え原作そのままって訳ではなく、新キャラとして男の娘の篠原深雪(しのはらみゆ)が加わっていたり、良樹のデザインが黒髪メガネという予想外の変貌を遂げていたり、単純に初代の純粋なコミカライズであるとは言い難い部分もあります。
最も自重していないコープスパーティー
その中身は、一言で言えば正にエログロ。色々見えてんのなんか当たり前、ムカデが這い寄ったり触手に襲われたりと掲載誌を間違えてるレベルでもうやりたい放題。一方でコープスらしく、グロ方面だってまったく自重しておりません。元々ドット絵だったものを漫画にしてみたら当然こんな感じになるのは当然という描写がいくつかありますが、人によっては気分を悪くする可能性もありますので、安易に読まない方が良いかも。
また初代や、初代の周辺の事をちゃんと知ってる人に対する配慮も忘れてはいません。由香はちゃんとおかっぱ頭だしコープスパーティーゼロから長谷川香織と志穂の姉妹も出張しています(設定や外見には差異があります)し展開も初代に沿っていますし、初代っぽさはちゃんとありますのでご安心を。一方で良樹は初代よりゲスになっていてなんかもう。
そして1ページ目から登場する、BCからの出張キャラ「冴之木七星」の存在。この1巻では哲志達に軽く情報を流すだけの登場ですが、霊能師である彼女が今後どう絡んでくるのか、目が離せません。