嬉しいことに、今日で税務署への書類提出の目途がついたので、
実質的な繁忙期が明日を待たずに終わりました!イェーイ!!
・・・いやー、長いようで、短いようで、やっぱり長かった、この3週間ちょっと。一日一日を何とか乗り越えたって感じです。何せ休みは一日のみ、晩飯休憩こそあれど、毎日3時間近くの残業でしたし、初めてで慣れないことばかり。体も心も疲れ果てました。
これで良いとか思う人はとっくに頭がおかしくなってる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000064-san-bus_all
というわけで長時間の残業について考える機会となりましたが、ちょうど残業規制の調整も終了。
要点をそのまま移すと、”今回の労使合意では「月45時間、年360時間」を原則的上限とした上で、繁忙期の上限を(1)年720時間(月平均60時間)以内(2)単月100時間を基準(3)2~6カ月の月平均80時間以内(4)月45時間を超えられるのは年6カ月以内-とした。これらを罰則付きで法制化し、導入から5年後に見直すことも盛り込んだ。”
・・・これで何がどうマシになったと言うのでしょうかね。過労死ラインが80時間つってるのに、それを超える残業を認可するって普通に考えておかしいでしょう。
残業をしなきゃ生産性が落ちる、っていう固定観念はいつになったら取り払われるのでしょうか。諸外国の働き方や、日本国内でも残業を独自に抑制していくことで、残業していた頃より業績が伸びている企業がいくつも存在しています。だというのに、経団連の目にはそういったモノが映らないらしい。
始業開始~残業終了まで、毎日最大効率で人が働くことが出来る、なんて考えでもしているんだろう、でなきゃこんな結論には至らない。毎日残業なんてしてたら、体だって疲れが十分に取れないまま次の日になり、日々能率が落ちていきますよ。それよか、ちゃんと定時で帰らせる事で心身の調子が毎日整えられる方が、最終的な能率も上がっているんじゃないでしょうかね。
企業も企業で、残業しなければならぬという考えは変える時期にとっくにある。前にやってたドラマでも、月の残業代が全体で500万も掛かっているので、非正規社員を正規社員に昇格させて業務に当たらせる方がコストも浮く、なんてのもありましたよね。残業代は変えることの出来ない経費、という考えも捨てて欲しいところ。
死ななきゃ良いという問題じゃない
何より、いつ体に支障を来たすか分からないレベルで働かせるのは人として失格の所業。そもそも、過労死のラインが月80時間なのであって、心身に悪影響が出る時間はもっと短いんですよ。
自分も過去に3ヶ月の間、月50~60時間前後の残業をしましたが、おかしな口内炎がいくつも出るわ、顔にアテロームが出来てしまって手術で取らなきゃいけなくなったわで、明らかに仕事の影響が出てました。今回の繁忙期でも、腹の調子がおかしくずっと下していたりします。
でもこの程度ならまだ可愛いレベルです。人によっては欝を発症してその後仕事が出来なくなったりなんてケースは珍しくない。・・・だというのに、どうして日本人は自分基準で物事を考える人が多いのか。お前に耐えられたからって、他の人が耐えられるという保証がどこにある?実際これまで、この国で何人の過労死が生まれてきたと思っているんでしょうか。
変わらないことによる犠牲はもう何人も生まれてる
自分には関係ないみたいな発言をしている人達は、もし自分と同じくらい長時間残業をして知り合いが倒れたり、もしくは最悪死んだとしても、それについて一切発言する資格はありませんからね。でなけりゃその考えは矛盾しています。