ジークアクスが7話まで終わりましたが果たしてこの先どうなるのでしょうか

まさかこのタイミングで、来週ビギニングの後半をやるとは誰が思ったか。でも作中で2回目のゼクノヴァが起きたこのタイミングってことは、ゼクノヴァがタイムマシンみたいな事象だったりするのかなぁ。

さて、そんなわけで途中でビギニングの前半を挟みつつ、ジークアクスは7話が終了した。まさかの尊厳破壊されたゲルググと戦場に魂を置いてきた人妻、三連星とカッコいいギミックを搭載されたドム、キシリア、そんでバスクにゲーツ、更にハンブラビにギャンとビックリドッキリメカと化したキケロガにEVAにしか見えないサイコガンダムと、キャラとメカだけでも毎週驚きの連続だったが、7話の結末がまぁ、誰も予想出来なかったよなぁこんなの。

4話以降の内容的に、なんか3人で地球に行くのかなぁと思っていたのに、5話の終盤から急に暗雲が立ち込め、6話で極端な方向に振り切れ、3人ともバラバラになっちゃうなんてなぁ。しかもマチュは・・・うん、もうどうなっていいなこれは!よくねーよ。ただ別れるだけでなく、人間関係も拗れに拗れた状態でバラバラってのが、その、そこまでやりますって感じで。

それにしても、こんな丁寧に世間知らずのお嬢様がやべーものと男に入れ込んで非合法の道へ足を踏み外して破滅していく過程を描くとは。かなり丁寧に積み重ねていたとはいえ、身バレ・テロ容疑の指名手配に加え、シュウジもニャアンも稼いだ金もコロニーでの居場所もぜーんぶ失うとは。単にコロニーが崩壊するとか甘い、本人や親を曇らせるならこれくらいやるんだというのを見せられたね。

しかもよりによって緑のおじさんに拾われたからね、同じゼクノヴァで大切な人を失った仲間兼、男に入れ込んでロクなことになってない仲間の緑のおじさんに。善良な大人の耳障りの悪い言葉を聞かず、自分を肯定してくれる悪い大人の言葉を聞き続けて、破滅した後も悪い大人に利用されるしか生きる道が残らない。ガンダムとニュータイプとキラキラというワードを置き換えると、無駄にリアリティのある人生間違えるパターンの実例みたいな感じだ。

頭をキラキラにやられて男と悪い大人に出会った結果、シュウジが普通に人頃しても全く引いてないし、盗みに入るし、丸腰のアンキーに拳銃ぶっ放すしで、流石に全く共感出来ない。お前どんだけシュウジに入れ込んでんねんと・・・あれで大人全部の不信に陥られても、知らねーよ、そんなの。立ち止まって引き返せるように警告は何度もあったのに全部ぶっちぎった結果がこれだからね。プロフェッサー龍馬を思い出すしかないよね、うん。

おまけにジークアクスと赤いガンダムが無ければサイコガンダムを退けられなかったわけでもないし、イズマコロニーも特に滅亡しなかったし、あの改札の前で立ち止まらず歩いていれば、本当に幸せに生きていけただろうっていうのがね、救いようがないね。

一方でニャアンは謝罪もされないわ、運び屋のあのおっちゃんが捕まり自分にも捜査の手が伸びて詰むわで、もうあぁなったらマチュを捨ててでも逃げようとするのは仕方ないよね。シュウジは失ったけどキシリアに召し上げられたから少なくとも難民としての人生からは脱却出来たから、こっちは逆に0から欲しかったものを得てるんよね。

そしてあれだけ2人が入れ込んだシュウジはゼクノヴァで赤いガンダムと共にどこかへ消えちゃったし、あいつマジで悪徳ホスト以外の何者でもねぇな!金を貯める理由を聞いたらコンチがスペースクルーザーのリストを印刷したし、「行きたいと、ガンダムが言っている」と発言はしたけど、あいつ自身は地球に行きたいなんて一言も言ってないからね。勝手にシュウジが地球に行きたいと勘違いして一緒に地球に行こうとした女2人が自分を取り合った末に、そんなの知らねぇと言わんばかりに蒸発したからね。ホントに悪徳ホストのムーブだよこれ・・・

やっぱ男と女で3人のグループなんて、恋愛感情によって崩壊するんすねぇ。ただ、少年少女側の日常とキシリア暗札を中心にするキナ臭い大人側の事情が同時に進行しつつも、今回までマチュ達の方は自分達の世界だけで話が進行していて、今回のサイコガンダム投入でようやく大人側の世界に巻き込まれてるのが面白いなぁと思った。

子どもの世界の日常が終わって、否応なくきな臭い大人の世界に巻き込まれたマチュとニャアン(しかも人間関係クッソ崩壊した状態で)がどうなるのか、そしてこの世界のジオンがどうなっちゃうのか、あのアホとシュウジはどこへ消えたのか、気になることが山盛りのまま、続きを待ちたいと思います。

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