橿原市で行われたEVOJと共催のスト6大会の様子を見てきました

橿原市の観光協会主催で、EVOJAPANと提携した大会が行われるということだったので、ちょっと気になったので現地へ観戦へ行きました。

ってここ、今井まちなみ交流センター「華甍」(はないらか)やないかーい!?

前に河合酒造へ行った時に、やたらと立派な歴史館があるんだなぁと思っていたあの建物やないかい!というか今井町でスト6と鉄拳8の大会をするんですかい!?

この街並みの中で!?

…とも思いましたが、八木西口駅と畝傍駅からも近い位置にあるので、ここに来るだけでも橿原市の一部の観光となるような場所という意味では間違ってないなぁと思ったり。

ちなみに修理等はされていますが、100年以上前に作られた建物なのでマジで格ゲーをやる場所には見えませんが(そもそも1階はジオラマや写真が多数展示されたこの地域の資料館です)、

2階の会場はしっかりと機材や対戦台が設置されてEVOJが協力しているのも頷ける体勢でした。入って左側にPS5の対戦台が3セット、中央に配信台、右側に実況解説席と配信用機材。というか、この部屋の中にこれだけの機材が運び込まれて、これだけのスタッフがいたことにビックリ。

思ったのですが、このプロ野球のお立ち台とかでよく見る、協賛とかを書いたパネル、これ凄い良いですよね。今回だと配信台と実況解説席の後方にこれらを置き、対戦画面以外でカメラはそこしか映さないようにすれば、全国どこで開催した大会であっても会場のキャパとか関係なく、配信上では同じに見えますもん。見せ方映し方次第で、今回の規模でもプロシーンで見るような大型大会や競技とも大きく違わないイベントとして見せることが出来るのは凄いことなんじゃないかと思いました。

今回の大会は「EVOJチャレンジ」というもので、EVOJの予選とかではなく、地域の強豪プレイヤーの参加を支援する取り組みで、関西圏在住の優勝者はEVOJ参加の為の宿泊費や交通費を提供してもらえるというもの。

午前中に鉄拳8大会は終わっていて、現地に着いたのはスト6大会が始まる前。予選は2セット先取、ベスト8から3セット先取だったかな?で、配信台の方は対戦前に意気込みを語り、対戦後には必ず握手をする。握手をしっかり組み込んでいる姿勢が良かったですね。

自分でも名前を知ってるKOGさんとかが参加していたし、実況解説にハメコさんとGO1さんがいらっしゃり、目の前にいる彼らの実況を聞きながら観戦出来るってだけでも来て良かったと思えましたが、自分はそれ以上にこの大会の企画から準備、そして開催までの裏方的な部分の方が気になりました。

EVOJさんの協力によって配信用の器材や人員等も非常に充実していた(タイムキーパーに配信台担当に進行管理や配信機材担当も含めたら10人以上)というのは前提としまして、実際の会場の大きさ、ウェブスタより少し広いか同じくらいしか無かったと思うんですが、その広さでも対戦台を4セット用意でき、朝と昼でタイトルを完全に切り替えながらも大したトラブルにも見舞われずに32人のトーナメントを無事に、しかも予定より大幅に早く終わりました。

地域とEVOJが一体になれば、あのキャパの会場でも現地では順調に進行し、配信上ではどこで開催しても同じように見える大会が開ける。これって凄いことだと思うんですよね。あの会場で出来たなら、それこそ全国どこの市町村だってやろうと思えば大会やイベントが開けるし、あの進行を見ると、今のEVOJには十分なノウハウも蓄積されているようにも思えました。

そんなわけで、大会の内容よりも別の視点が気になった奈良県人の観戦リポートでした。参加者の皆さんも、橿原市の方もEVOJの方も、本当にお疲れ様でした。

橿原市さんも大会とかはこれっきりということは無いでしょうし、新たな銅像もまた建つでしょうし、「ストリートファイターの町」である橿原市にはこれからも注目ですね。

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