相棒シーズン21、今の所毎週楽しく観れてます

さてさて、薫ちゃんが相棒に復帰した「相棒シーズン21」、昨日で5話まで放送が終了しましたね。イタミンのウルトラCで復帰した薫ちゃんと右京さんの初代コンビの本格的な始動は、いきなり3話で容疑者:亀山薫というプレシーズンみたいなことになりましたが、救いの無い結末もあれば救いのある結末、社会問題を取り扱ったりと、実に相棒感が溢れてて今の所は毎週満足しています。

3話はまず、薫ちゃんに札人容疑が掛かって逃亡するという復帰早々衝撃的な展開。還暦を迎えても亀山薫と言えば走り回る、体を動かす担当。大太刀回りまでやるとは思わなかったですが。運転免許学校時代の恩人の自札を調べる薫ちゃん、序盤から警察内に如何にも怪しそうなデモンナイト・・・もとい、浪岡一喜さん演じる羽柴という刑事。羽柴が札害したのを隠蔽しようとしているようにミスリードさせて、真実は・・・っていうこの相棒感たまんねぇ。

犯罪に手を染めれば息子を助けられる、自分の子どもとは違い救うことが出来る・・・という親心から起きた自札という割と救いの無い真実でしたが、それでも尚犯罪は犯罪だと断固として否定する右京さんと薫ちゃん。もしも2人に子どもがいたら、こういう展開や真実にはまたちょっと揺れた所もあったかもしれないので、子どもがいないのは合ってる気がする。

4話は右京さんは様子が気になった男性とその向かったお店にずっと共にいて、外で薫ちゃんが調べるという役割分担で最後に合流するという流れ。こちらは名乗り出てきた生き別れの娘が最初から金目当てで近づいていた赤の他人という、これまた曇らせ案件かと思いきや、本当の生き別れの子どもはずっと目の前にいたという、自札しようとしていた男性に新たな希望が見えるラスト。

先週がお辛かった分、4話に救いがあって良かった。お辛い話が多い相棒ですが、こういう明るい未来が見えるラストも良いんですよね。

5話は毎度お馴染み城南大学が舞台。そしてゲストはマコト兄ちゃん。最早ドラマや特撮でお馴染みのこの大学、相棒でももう何回目ですかね事件の舞台になるのは?しかも今回は1か月前に研究による事故で死傷者まで出た矢先に校内で爆弾が爆発。おまけに私立だったことが発覚。助成金が出なかったり合同研究してくれる企業が無いことを嘆いていましたが、そりゃ相棒世界だけでもこんだけ事件起きてりゃ世間的な印象は、ねぇ?

マコト兄ちゃんが被害者の死の真相を知りたくて、研究室の准教授が犯人だと疑っててその真実を公表させようと准教授を拉致、その果てに氏なせようとしていた。その中で准教授と学生という身分でありながら被害者と不倫しているのでは?という疑惑まで出てきて、捻った展開で無ければ迫られた被害者を消す為に札害、捻りが無ければ本当にただの事故で被害者は死亡、と考えていましたが・・・

実際は何度か話にも出て来ていた「お金が無い」という、大学研究が抱える予算不足がテーマという、実に相棒らしい社会問題に触れたお話。准教授はマジで良い人だったし、被害者も死ぬ気なんて毛頭無かったけど、予算不足のせいで全てが狂ってしまったという真実でしたね。久しぶりの薫ちゃんが運転する車に右京さんが助手席に座るお馴染みの移動、イタミンと薫ちゃんのイチャイチャ、お馴染みのBGM×2で小料理屋で締めと、実に相棒らしいお話でした。

ちなみに、前日の科捜研では龍臣プロこと濱田龍臣さんがゲスト出演し、こちらも大事な女の子と死に別れていたんですが。何故2日続けてヒーローが曇らされているんです・・・?

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