いよいよ最終日・・・の前に、8/9に共通イベントがあったので、個人的なイワセの考察とセットで紹介。
別れの時は近い
8月9日の日曜日、大雨によってプールの補習は中止となりました。この様子ではメロスの散歩には行けそうもありません。そこでサンゴが、今日はナオの家で遊ぶことを提案。
しかし、クルミが家に来た後に今日は来れないとサンゴから電話が。已む無く2人で遊ぶナオとクルミ。
ナオとクルミを2人にしたサンゴは、「私はサンゴ」と何度も口にしました。まるで自分に言い聞かせるように。
雨が止んだので、ラジコン飛行機を河川敷で飛ばすことにした2人。ラジコンを飛ぶ様を見て嬉しそうにはしゃぐクルミの姿が、一瞬霞んだようにナオには見えていました・・・
ゲームだからって、現実のように甘くはない
これまでもフラグを積み重ねてきたクルミですが、更にフラグを立てます。普通なら、そこまで乱立したフラグはプレイヤーの行動次第で叩き折れたりするものですが、夕闇は超常的な存在はいても、ご都合主義は存在しないゲームであることを、最終日に見せ付けてきます。
また、楠の噂以降は表出していなかったサンゴの苦悩ですが、忘れていない所か最早ナオを諦めようとする程に追い詰められているように思います。「サンゴ」である限り、恋する女の子には決してなることが出来ない・・・そんな自覚と諦観が垣間見えます。
ナオもサンゴのことを異性としては見ていないし、サンゴが自分にそんな感情を向けてはいないと思っていますし・・・
不穏な空気を漂わせたまま、その数日後、彼らは運命の100日目を迎えます。
イワセユリはどこまで本気なのか
イワセの言葉はどこまで作り話でどこまで本当のことなのか、全ての噂を終えてから気になりました。
完全な作り話の下らない噂もありますが、話を盛っていても強ち的外れではない、心霊現象扱いの噂も結構多いんですよね。彼女はまず、おかしなものには霊が関わっているという考え方をしています。
・・・とはいえ、新王子線の噂取得時でも西側のガード下を大した場所ではないと言っていたり、クルミに見えているものが見えていないとはっきりしているので、法螺吹きなのは間違いないでしょう。
ただ、イワセのクルミに対する認識は、正直図りかねる所があります。サンゴで話し掛けた時、クルミの名前を持ち出されて強く反応した時があるので、ただの宇宙人とは思ってなさそうな。
クルミが普通の人には見えないものが見えていることに、イワセは薄々と感づいていると個人的には思います。自分が偽者で嘘吐きな人間ほど、本物を見抜けるものだと思うし。
新王子線の噂取得時にイワセが言った「見えない人には何を言っても無駄」という言葉は、クルミではなく自分自身に向けた言葉に思えます。