くノ一ツバキの胸の内 1巻 感想

男とはなんぞや?

「からかい上手の高木さん」でおなじみ、山本先生の新連載「くノ一ツバキの胸の内」の第1巻が発売となりました。今回は高木さん9巻との同時購入で、いつぞやのゲッサンの表紙になっていた高木さん&ツバキのクリアファイルがもらえました。

ゲッサン公式ページ

また、1巻発売に合わせゲッサンの公式ページにも作品紹介が追加。各少女達のプロフィール等を一覧することが出来る他、ツバキのCVが聴けます。

男を知らないくノ一達のどたばた修行記

高木さんとキョーコちゃん、その他のスピンオフ作品はこれまで舞台が一緒でしたが、本作は全く別の舞台となり、どこかの山奥っぽい場所でくノ一を目指す忍たまみたいな女の子達のお話。男も別の場所で忍者を目指しているようで、男と女は隔離されているらしい。

彼女達は男を見たことが一切ないらしく、男はスーパーマリオくんのマリオのごとく「あほでまぬけでドジでぶさいくで大ボケで野蛮な存在」みたいに甘く見ている様子。

その中で一人、主人公であるツバキだけは男という見たことがない存在に心をときめかせています。彼女は非常に優秀ですが、男がどういう存在なのか気になり、ボーッとしたり集中が乱れたりしてしまうようです。その姿は完全に恋する少女(特定の誰かに惚れたわけでもないのに)。男はほぼ出てこないのに、男の存在が話の中心になるという奇妙なストーリー。

題材的にもラブコメではなくなり、ガールズ忍者コメディーに。主人公のツバキをはじめ、山本先生には非常に珍しいことに豊かなものを持っているアサガオ、ツバキの妹でアサガオとは犬猿の仲なサザンカのメイン3人を始め、日比野さんのような雰囲気のモクレン、天才だと憚らないベニスズメ等、数多くの個性豊かな少女達が登場します。山本先生の画風もあり、どの子も非常に可愛らしい。

山本先生は普段からtwitterで様々なオリジナルの子を描いていますが、そういった山本先生の描く女の子が好き、という人にはどストライクな作品だと思います。これだけ沢山いれば、一人くらいは自分の好みに合う子は必ずいることでしょう。また、くノ一なので基本的に露出が多めの為、肌が好きな人にも嬉しいことでしょう(笑

その一方で忍者ものだけあり、彼女達は普通の少女ではないようで跳躍は勿論のこと手裏剣や縄、火遁や変化の術なども扱う様子。短いながらバトルシーンもあったりと、色々と今までの山本先生の作品とは気色が異なっている作品です。

1巻の範囲ではまだ少女達の顔見せのようなお話ばかりですが、2巻の範囲からはまた少し展開が変わるようで、まだどういう風に続いていくのか分からない作品です。

巻末には・・・?

それと巻末には、ツバキが高木さんを口寄せしちゃったというコラボ漫画が掲載。こちらは9巻の限定版のOVAのCM内にもほぼフルボイスで収録されており、制服を着たツバキとくノ一になった高木さんを見ることが出来ます。