からかい上手の”元”高木さん 2巻 感想

からかい上手の高木さんのスピンオフ作品、「からかい上手の”元”高木さん」の2巻が発売しました。西片君(お父さん)と結婚した元高木さん(お母さん)と、二人の娘ちーの日常を描く作品。今回の表紙も、原作の2巻の表紙を元にしたものになっています。バス停は今も昔も変わらず、しかし周りの建物は変わっているという、時間の経過も感じさせる表紙になっていてとても良いですね。

巻末には今回も山本先生の描き下ろし漫画が掲載されています。

からかいが日常な西片家の毎日

今回もちーがお母さんにからかわれたり、お父さんがちーにからかわれたり、お父さんorお母さんが2人がかりでからかわれる幸せな日常が多数収録。ある意味でラブコメにおける最高の後日談と言えるのがこの作品ではないでしょうか。

ちーはアメンボが降って来ると思ったら傘を開いたり、洗濯物をパンッとする音で誰かが銃を撃ったと思ったり、饅頭怖いに騙されてしまったり、子どもらしい純粋な反応が今回も非常に微笑ましいです。

一方で西片君の子どもらしく、イタズラが大好きだし、非常に顔に出やすいし、見栄を張って大盛の生素麺を注文したら食べきれず、コーヒーを飲んでも苦いのを我慢して美味しいと言ったりします。そして高木さんの子どもらしく、お父さんやお母さんと一緒にからかおうとしますが、お母さんと一緒ならお父さんをからかうのに成功し、お父さんと一緒ならお母さんには通用しません。からかいにおいてお母さんに敵う人はいないからね。

やることやってちーが産まれてるというのに、未だにお母さんに面と向かって言ったり言われたりするのが恥ずかしい西片君。ずーーーーっとブラックだと思って飲んでいたコーヒーがお母さんに砂糖を入れられていたことが発覚したりと、やっぱり西片君な感じですが幸せそうなので末長く爆発するが良いさ。

そして元高木さんことお母さん。ちーのことも西片君のことも(あと胃袋)もお見通しで、2人をからかいつつもノリノリで桃太郎ごっこの相手もしていたりと、凄く楽しそうなお母さん。クリスマスのお話では髪を下ろしていて一時的に中学生時代の髪型になっています。西片君に髪をまとめた姿と昔の髪型をした姿、どちらが好きか問い掛けていますが、西片君も我々読者も、どちらも好きなのは間違いないですね。

西片家の日常はまだまだ続く

「みんながわらっているのはいつものこと」な、幸せな西片家の物語。夫婦となった二人にニヤニヤしつつ、ちーや家族3人の様子に微笑ましくなったりもする高木さんアフター。

原作ファンには勿論、ちょっと変わった日常漫画が読みたい人にもおススメです。