ボンバーマンジェッターズ 3話・4話 感想

第3話 強敵!合体ボンバーマン

この回からシャウトの家での居候が始まり、本格的にシロボンの新しい生活がスタート。お約束の寝ぼけるボケや、スカイジェッターにはしゃぎまくる等、シロボンが半年経っても中身は全然変わっていないことを再認識させられる。

まるで田舎の祖父母の家に帰省してきた子どものようである。・・・祖母の家から来たんだけどね。

一方で、2話でも見せたコスモジェッターの発進シーンやサンダーバード2号のようなサブ兵器の換装、目的地へのワープに加え、何気無い場所から専用ルートを通っての秘密基地への直行等、少年心をくすぐる演出が沢山詰め込まれているのもジェッターズの特徴。

この頃のシロボンはまだファイアーボムだけ、それも溜めに時間が掛かる始末。それでも、そのシロボンを頼りにするジェッターズ。自分達でバットボンバーを倒そうとせず、シロボンに倒してもらう。

シロボンが主人公なのでお約束といえばお約束だが、この作品世界の特徴はここに現れていると思う。

2話でもシャウトが言ってた通り、マイティがいなくなってからヒゲヒゲ団は勢いを増した。そして加入したばかりのシロボンのファイアーボムでも、卵を貫通して遥か遠くの岩山を破壊している。

それほどに、あの世界においてボンバーマンというのは他と一線を画す戦力なのだ。

だからこそメカードが合体ボンバーマンの製造マシンを作るのも頷けるし、その合体ボンバーマンとシロボンが毎回戦い、シロボンがトドメを刺すのも道理。

ボンバーマンの相手はボンバーマンしか務まらない。

ただ、これが結果的に子ども向けアニメとして都合の良い状況を生み出している。考えても見て欲しい。

シャウトのブーメランやバーディの羽根で傷つけたり蹴り殴りで合体ボンバーマンを倒すというのは、かなり絵面がヤバくないだろうか?

どう考えても子供向けにはふさわしくない。ボムの爆発で元の姿に戻るのは、ご都合主義だけどアニメの方向性的にもピッタリ。シロボンに敗北しても、合体ボンバーマンは決して死ぬことはない。

そしてそれ故に、マイティだけが本編中唯一の死人という事実が、より特別さを増す。

・・・深く考察し過ぎですが、こういう風にも考えられますよね。マイティの死というのは、この作品において最も重く、決して変えられない事実ですから。

第4話 シロボン無断発進!

今度は特訓の為、ジェッターズの基地にお泊りに来たよシロボン。朝からボンゴコーチの厳しい指導の元、ガングを的にして頑張ります。そんなわけで、ここまで小出しにされる感じで出番の少なかったボンゴとガングが、4話では主役。なので本筋的にも重要な事項なんかは無かったりする。

この回は冒頭からマシンガンのように喋る喋る喋る、柳原氏の演じるガングが凄い。絵の動きが早いが、それに合わせた早口も素晴らしく、正に芸人の本領発揮。

4話の時点で既にこの演技なのだから脱帽せざるを得ない。

アメリカザリガニのお二人は正に適役だったのだと感じますね。