夕闇通り探検隊 感想日記 その29 ~似顔絵描きとお狐さま~

似顔絵の噂

野草園に、背後霊を描く似顔絵描きがいるらしい。その人の様子に合わせて色を変えて描くのが面白いそうだ。サンジョウの後輩にはファンになった子もいるとか。

野草園で聞き込んでみると、

・とりあえず話してみよう

・まだまだ若いね

・知らん

・色々口出ししてきてむかつく

と、人によって評価はバラバラ。いざ話してみると、哲学的な思考へ共感したのか、サンゴは似顔絵を描いてもらい、それまでの態度はどこへやら、すっかりファンに。

翌日、自分も描いてもらいに行ったクルミですが、どういうわけかその日もその次の日も苦戦して、クルミの絵を完成させることが出来ません。描き始めて三日目、遂に完成しますが絵描きは「この絵は誰にも渡さない」と、クルミに渡すのを拒否。差し出したのは、何の変哲もない猫の絵でした・・・

尚、噂の検証が完了する頃には、サンゴはすっかり熱が冷めてファンなのは一過性でしたとさ。

似顔絵描きはクルミに何を視たのか?

これ以後現れなくなる似顔絵描き。色で気分を表現する、クルミだけは描くのに難航した、という点から普通の人には見えないものが見えていた可能性がありますが、詳しくは分かりません。

ちなみに、初日の進行に必要な会話は風景画を描く爺さんと露天の姉ちゃんで、ジャグラーさんとの会話は進行に必要ないのですが、「他人に何が出来るかなんて分からないから、まず接してみるのは悪くない」と、地味に深くて良いことを言っています。

お狐さまの噂

おトイレ軍団への嫌悪感を露わにするアイバミナミ。彼女達が自分とクルミへ暴言を吐いているのが許せないようだ。そして彼女は「らせん様」なんかより、もっと凄い占いが出来るらしい。「お狐さま」は明日のことは愚か、未来のことまで分かるそうだ。

今回も二人だけの約束だった為、ナオとサンゴとメロスとは分かれ、教室でクルミとミナミの二人だけでお狐さまをやることに。呪文を唱えると、以前見たキツネツキが姿を現しました。

・・・しかし、ミナミがお狐さまに質問した結果は、来年同じクラスではないどころか友達のままではいられず別れるという到底信じ難いもの。

ミナミ曰く、チカラを持つ人は目の中に玉虫が見えるらしい。家族以外でそれを見たのはクルミが初めてだった。だからこそ大切な友達になれて嬉しかったと彼女は思っていたが、お狐さまによって彼女は悟った。近い未来に、クルミが遠い存在となってしまうことを。

結局、アイバミナミが学校へ来たのはこの日が最後。また不登校に戻ってしまったのでした・・・

クルミに待ち受ける運命とは

最終日にまた大きく関わりますが、一先ずアイバミナミの出番は終了。彼女とクルミが友達になった際の「クルミも飼っている」という言葉は、目の中の玉虫のことだったようですね。

お狐さまが間違いを言うことはないと、彼女自身が一番分かっているはず。それでも、到底受け入れられる結果ではありませんでした。だからこそ、全て嘘にすることで自分もクルミも誤魔化そうとした。無意味なことだと分かっていても、ミナミにはそれしか出来なかった。

坂上地蔵の噂でも不穏な未来がクルミに予想されましたが、この噂でより一層フラグが立ちました。

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