夕闇通り探検隊 感想日記 その⑯ ~モノは人にはなれない~

前回は超えられなかった6月の壁を超えることが出来たので、現在は7月に入っています。霊障こそかなり低い状態ですが、残り日数自体は迫っているのが不気味。

公園の三つ子の噂

何かに怯えているクッキー。どうやら、ジェリーの妹によると高架下の公園に三つ子のオバケが出るという噂が流れているそうだ。赤青黄の三人いて、誰と遊ぶかという問いに答えてしまうと、その色ごとに残酷な殺され方をするらしい・・・

何度目か分からないけど、今までで一番怖いと思った話。まず、噂の場所である高架下の公園の砂場に行くわけですが、場所が高架下なので常に薄暗く、何より出てきた3人の人形の霊の演出が最恐クラスに怖すぎる。

視界は常にグニャグニャに歪み、手にはヤバイもの持ってるし、マイムマイムの三重奏が聞こえるし、視点を動かしても常に目の前にいて逃げられないという絶望感まである。メロスに助けられるのは何回目だろう。

そうして公園を後にしようとすると、またカスカの声が聞こえてきたのでいつもの十字路へ。曰く、人形はココロが入ると自分が人形だったことを忘れ、一人でに歩き出す。アレと遊んではいけないという忠告をしてくれます。

砂場自体の情報を集める為団地にいる子どもや、保育園にいる変な子ことアッちゃんから話を聞くと、オソウシキゴッコなるものをやってしまったあの公園では、もう遊べないという。

オソウシキゴッコで何を埋めたのか気になり、砂場の砂を掘ると、出てきたのは三色の人形。クルミがそれを貰い受けるも、ゴミ箱へボッシュート。この対応にナオは怒りますが、何もしなかったのに偉そうに説教するナオに対してサンゴがブチギレ。珍しく、クルミを擁護しました。人形も無くなった以上、遠からず子ども達は砂場で遊ぶことでしょう。

何故ホラーでは人形は怖いのか

砂場に埋められた人形が、オソウシキゴッコによって人として扱われてしまったが為にココロが宿ってしまい、自分達を人形ではなく人間だと思い込み、仮初の命を宿してしまったのでしょうね。それがよりによって、人の体を葬る葬式の真似事で宿すとは何たる皮肉。

ナオはクルミの人形への対応を批難していましたが、カスカもあれと遊んではいけないと言っていましたから、もし持ち帰って遊んでいたらクルミは霊障にやられていた可能性が高いです。ゴミとして捨てられ焼却されれば、人間ではなくモノとして扱われるので、自分達が人形だと思い出し霊魂も消滅するでしょうからクルミの対応はベストな選択肢。

むしろ人形でありながら人であるかのように扱おうとしたナオが、今回は一番ブービー。サンゴの言うとおり、今回のナオは砂場の検証時も逃げたし、掘った時に出てきた人形もクルミに厄介払いして、殆ど何もしていないんですよね。サンゴもそれを分かってるから、自分自身はクルミに対して何も言っていませんし。

アッちゃんは何故「へんな子」なのか

・・・あと、アッちゃんが変な子と言われる理由を考えましたが、オソウシキゴッコで埋めた人形に彼のものが含まれているのでは?と思いました。

話を聞ける園児が3人、人形も3体。ならばあの3人が砂場で遊んでいて、それぞれ持ち寄った人形を埋めた、とするなら合点がいきます。砂場でのパノラマビューの中で、青い人形は自分のことを「ボク」と言っているので、あの3体の人形には男の子のココロを持った人形が一体あることが分かりますし、その青い人形の持ち主こそアッちゃんではないでしょうか。

いかにも女の子が人形遊びに使う人形を男の子が持ってて遊ぶなら、確かに「変な子」ですから。

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